2024年も終わろうとしていますが、今後寒さがますます厳しくなっていくと思います。
古い家をいかに効率的に断熱リフォームするには、以下の点を克服するといいでしょう。
1、窓を断熱する
2、隙間風を防ぐ
3、天井断熱を厚くする
昭和48年のオイルショックを契機に昭和54年に省エネ法が施行されましたが、努力義務だっためにほとんど普及しませんでした。その後も平成に入り次世代省エネ基準などもできましたが、義務出なかったのでほとんど広まりませんでした。
令和7年4月からは断熱化が義務付けられてくるので今後は良くなるかと思いますが、なぜか気流止めや気密に関しては相変わらずとりきめがありません。
断熱材をただ分厚くしてもあまり効果的でないんですけどね。
今まで建てられた家のほとんどは、隙間風だらけの家が多くストーブのある部屋しか温まらないのが現状だと思います。
そんな中、少しの費用で効率よく断熱リフォームをするには、気流止めというものを壁の上下に入れることで大幅に改善できるのです。
壁や床、天井を壊してやり直すのが一番いいのですが、費用も大きくなりやすく、少しでも壊す場所をなくす必要があります。床下に潜って作業ができるスペースがあれば、圧縮したグラスウールを壁の下部に押し入れ膨らませることで気流止めが出来上がります。
1階、2階の壁全部の上下の柱間柱間にそれを行うので数百個の圧縮グラスウールが必要になりますが、部材はそんなに高くないので検討可能かと思います。
また、可能なら基礎断熱にしてしまうのもお勧めです。基礎の立上りの外側にシロアリに対応したボード状の断熱材を張り付ければ完成です。
次に最上階の天井の断熱材の上に重ねるように断熱材を入れていきます。これは屋根裏に入れれば作業性は良いと思います。
最後に窓です。家の窓前部に内窓ペアサッシを入れることが理想ですが
お風呂や洗面、LDKなど普段使っている部屋だけでも良いでしょう。
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